結局近所が楽で良い ~たまには三茶の話でも~

あまり書いたことありませんが、実は三軒茶屋という街には月に2~3度は行っている。つい先日の土曜日もいつもの仲間たちと行ってきた。

三軒茶屋はすっかりテレビで紹介されて有名だし、芸能人がよくいる街としても有名。

でも、確かに芸能人が多い、というのは間違っていないのですが、さほど頻繁にいるわけでもないし、いたとしても関係ない、というのが個人的な感想。実際のところ世田谷区というところに住んでいると普通にいるわけで、そんなのいちいち気にしてられん。

それでいつ頃から三軒茶屋に行くようになったというとかれこれ8年ほど前からでしょうか。比較的リーズナブルで、飲み屋エリアもさほど広くなく丁度良いというのが理由の一つ。

主に「ゆうらく通り」という半径50mくらいのエリアのお店によく行っている。

この辺は「立ち飲みの串揚げ屋」が二軒ほどあったり、いろいろ小さなお店がある。行ったことの無い店も当然あるので全てを知っている訳ではない。あと、「バウムクーヘンの串揚げの店」は前述した二軒のうちの一軒。この界隈で行き付けなのが三軒ほどあって、ちょっと離れたところに「火事の跡」みたいや串焼き屋があり、そこのレバ刺し(豚)が絶品だったりすのでそこもたまに行く。他にスナックとか、「生ビールの自動販売機のある店」なんかもある。あと、だいたい最後に行くのが「ラヂオ焼き」だったりと、誰と行くかで巡回ルートは変わるのですが、まぁ、こんな感じ。

これと言って面白エピソードがあるわけではありませんが、さすがに10年近くウロウロしているとこの界隈で知り合いが増えたりもしていて、まぁ、一人で行こうが誰かと行こうが楽ちんなんです。最近すっかり一人で呑みに行く機会が無くなり寂しい限りですが、以前はちょいちょいフラフラしてました。

要は一人で行こうが、友達と大勢で行こうが何とかなるのが三軒茶屋という街である。

それであまり人には教えていませんが、国道246号線を渡った某所に、某立ち飲み屋がありまして、「軽く最初の一軒」として行く店がある。

この店の客は「プロの呑兵衛」みたいなオッサンとオバハンの客が多く、あと、作業着率も高い。ただ、さすがにそういう店なので店主のツマミのセンスが「通好み」で気に入っている。値段もリーズナブルというか、今時の「均一系チェーン居酒屋」なんかアホらしくて行けないくらいリーズナブル。

私に言わせてみればあんなチェーン系の店というのは「値段相応」か「それ以下」でしかなく、お得感が全くない。でも、三軒茶屋には「お得なお店」が多いのも特徴。ただ、そういう店はメディアで紹介されることはなく、たまに紹介されると一時的に「観光地化」してしまい、それでダメになるパターンもある。

また、外人さんたちにもウケがよく、先日の土曜日も友達のお父さんが来日しているということで行ってきましたがやはり評判が良い。

まぁ、観光で来ているならなおさらこんな街は珍しいし(※日本人ですら珍しがるくらいだし)、六本木や渋谷に比べると雰囲気も柔らかく、私が行く店は安くて旨いと来ているので「ガイド役」として呼ばれることもある。

それに三軒茶屋という街は少なからず外国人も飲み歩いている街で、お店の人たちも接し方を心得ている。

それで結局のところ三軒茶屋の一番良いところは「家から近い」ことだろう。

意外に思われるかも知れないが、三軒茶屋に住みたいとは一度も思ったことはない。今は用賀に住んでいる(最寄り駅は桜新町)のだが桜新町の駅から「二駅」という距離感も良い。

しかし、そうは言ってもたまにアウェイへ呑みに行くこともあるし、それはそれで面白くて好きなのだが結局「近場」に行くことが多い。それに田園都市沿線沿いは友達も多いので突発的に誘うことも誘われることもあるのでそういうときにフラッと出かけるのに良い街だ。

実際にはもっと安くて渋い店や街は他にもたくさんあるし、三軒茶屋という街に特別な思い入れがあるわけでも、拘りがあるわけでもなく、気付けば「近くてそこそこ自分にとって都合が良い」ということで行くようになったのだけ。

ある意味日常の断片に過ぎない。

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