営業力=提案力×実行力×責任の所在=具体性

今月はいろいろとイマイチである。

年に一度や二度そういう時期があっても不思議では無いし、そういうときは時間が過ぎないと解決しない場合が多いようにも思う。そういう時は「死んだふり」よろしくおとなしくするようにしている。

それでそういうときはいろいろなことを考える時間が増えるのだけど、ここのところかかってくる「営業電話」で「営業力」について考えている。

「営業力」と一口に言ってもこれほど複雑で、定量化しづらい能力は無いと思う。これと同義で「営業センス」という言葉もあるように思う。そんなことを無理矢理定量化させるような大それたことをしたいわけでは無いのだけど、営業力=質、営業量=量、かな、とも思う。

それで、なんで急にこんなことを言っているかというと、前述した「ここのところかかってくる営業電話」が、まーつまらない。

電話口で説教したくなるくらいにつまらない。アホ、バカ、マヌケ、電話の相手に平気で言えるくらい。頭使えよ、少しは・・・、マジで。

「○○の件ですが、その後いかがですか?」(←過去の問い合わせに対してのリストの使い回し)

「××に関してご興味ありますか?」(←どっかで拾ったリストの流用)

「△△を使うとコスト削減できますよ。」(←適当にググって見つけただけ)

「□□の件についてご提案がありまして・・・」(←これまたどっかで拾ったリスト)

と言った感じがほとんどね。

それですべてに共通しているのが「具体性が一切無い」のよ。こちらとしては、コスト削減なんかさほど興味ないし、漠然とした提案に対して検討すらしないのね。コストに関して言えば、それを上回るメリットがあるなら価格の高い安いって正直関係無いの。それに具体的にどうなるかイメージできない漠然としたものなんてこちらとしても買いようがない。

そして、最悪なのは「こちらより知識が無い」のだよ・・・・。

どうせなら知らないこと教えてくれよ!って毎回思う。

ほんとね、私の経歴をちゃんと見て、この人がどの程度の技量か?それくらいは理解してから営業して欲しいんだよね・・・。

英語、税務、フィナンシャルリテラシー、バリュエーション、写真、Web、SEO、CSS、html、PHP、印刷・・・・、この程度は最低限同等に語れるレベルじゃないと無理、マジで。特にバリュエーションって企業価値評価なのだけど、これくらいの知識を持った上で商売してますからね。最後に掲げる参考図書を熟読した上で営業してくるようにね♪

そもそも私自身が営業職出身だし、営業の大変さも分かっている(つもり)。

でもね、ほんと営業してくる連中のレベルの低さたるや呆れるばかり。なんというか、「仕方なく今の仕事に就きました。」みたいなね。

知らんってそんなのw

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(以下、弊社に営業する前に読む本)

下記の「道具としてのファイナンス」は日本中の大学やMBA課程の教科書になっている(らしい)良書です。ぶっちゃけこれ読めば良いです。

この「道具としてのファイナンス」は難解なファイナンスの理論をわかりやすく説明しているし、最近じゃMBA留学前に読む人も多いらしい、ってかこれくらいはすべてのビジネスマンは知っておいた方が良いと思うんだけどね。取引先やこれから取引始める相手には読んでおいて欲しい本です。

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