通信手段の多様化に驚く

先日の土曜日のこと。たまたまだけど、仕事とプライベートで、スカイプ(チャット&通話)、携帯、FB(チャット&メッセージ機能)、PCのメールを使う機会があった。

けっこう長丁場なミーティングもあったりと「土曜日」とは思えない作業量であった。

ただ、冷静に振り返ってみると私の仕事において「土曜日」というのはもはや営業日の一つであって「週休二日の初日」ではなくなっている。

それに音声通話もあったり、意外とPCスペックに負荷をかける作業もあるのでノートPC片手にカフェでお茶しながらというわけにもいかず、結局一日の大半を事務所のPCの前で過ごすこととなる。

そして今のご時世ほんと通信手段が多様化したなぁ、としみじみ感じるのである。

まぁ、相手の都合に合わせるのもビジネスを円滑に進めるポイントなので、相手にとって都合の良い通信手段を使うというのも必要だし、相手がなぜその通信手段を使うかもよく分かる。それぞれメリットがあるもんだ。それで気付けばいろんなソフトや機材を使っている。

また、テキストベースではあるが使用する言語(というか接する言語)も日本語はもちろん、英語に最近では中国語も僅かながら発生している。中国語なんてちんぷんかんぷんだが、分からないながらも理解する努力をしないと先に進まない(漢字文化の恩恵をこういう形で受けるとは思ってもいなかったし、単語程度ならネットで翻訳できるので意外となんとかなる)。

言語も通信手段(この場合はコミュニケーション手段と言うべきか)と考えるとプラットフォームだけで、Web、FB、携帯、スカイプ、そして3つの言語で12パターンはあるという計算になる。これでチャットやSMSが入るとバリエーションはさらに増える。

・・・・。

10年前・・・、いや正確には20年くらい前か、ニフティサーブでメールのやりとりをするのが「ちょっとカッコイイ時代」からは想像できないほどの多様化ぶりだ。

しかも相手は日本国内に限らないし、あの頃に比べて海外にいる日本人比率も高まっているおかげでますます海外とのやりとりが増えることはあっても減ることは無さそうな勢いだ。仕事、プライベートに関係無くである。

また、ふと気付くとメインでやりとりしている人たちのほとんどが「東京以外の人たち」というのも面白く感じている。

消費者は東京で、生産者は「東京以外」という構図にも見える。むろん、「俺たちは東京で生産している!」という方もいるだろうし、「東京発」のものが海外へ流れることもある。ただ、なんとなく東京はもう「消費の街」なんじゃないかと感じる瞬間でもある。

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話が逸れた。

結局、通信手段の多様化はリアルタイム、アンタイム問わずコミュニケーションを可能にした。すなわち、場所も時間も問わない、ということだ。

そして、まだ活用されていないものに「時差」がある。

あとは時差をどう使うか、敵にするか味方にするかで大きく変わる。

私個人としてはタイムマネジメントと言うか「時間活用法」についての関心事は「時差」である。結局のところ通信手段の多様化によって変わったのは時間の使い方のように思う。

 

 

 

 

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