続く人と続かない人

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スポーツクラブで「続く人」と「続かない人」について考えてみた。あくまで私の経験則と主観なので正しいとは限らないがご参考まで。

●続く人

・午前中にジムにいる人

・いつも決まった時間にいる人

・トレーニングメニューを黙々とこなしている人

・無駄話をしていない人

ザックリこんな感じかと。個別に検証してみる。

・午前中にジムにいる人

完全に「習慣化」している人にこの傾向が見られる。一日の始まりは「トレーニングから」と考えている人に多いと言える。週末などは遭遇する面々がほぼ同じである。

・いつも決まった時間にいる人

上記の「午前中の人」と同じなのだが、これは平日の夜に見受けられるタイプ。特に「曜日」で決めている人が多いように思う。私が行っているジムは火曜日定休日だが水曜日は混んでいる。どこのスポーツクラブもそうだが休館日の翌日は混み合うので因果関係があると思う。また夜の時間帯というのは「本気度の高い人」を見かける確率高し。

・トレーニングメニューを黙々とこなしている人

これは上記の2パターンに多いタイプ。淡々とメニューをこなしている人たち。見ていると「ああ、次はこれだな」とか分かる場合も多い。女性でもこういうタイプの人は時折見かける。こういう人たちは基礎がしっかりしており、トレーニングした種目を手帳にメモしている人も多い。

・無駄話をしていない人

当たり前なんだがスポーツクラブは運動する場所であって談笑の場ではない。どちらかというとメニュー消化することが目的なので雑談などしている場合ではない。ただ、挨拶や一言二言交わす程度は社会人としてのマナーである。ただ、私はジムに談笑相手はいないし、これと言って挨拶する相手もいない。当然同じような時間帯で遭遇する人は決まっているのでお互い「認識」しているがこれと言って会話をしようともしない。ただ、器具を譲り合うときは「あうんの呼吸」である場合が多い。こういうときにちょっと言葉を交わすといつもは鬼の形相でトレーニングしている人で近づき難い空気を発している人でもけっこう人当たりのいい人であることがほとんど。

一方、続かない人というのは;

・カップル

・タオルを頭に巻いている人&Tシャツをまくってノースリーブにしている人

こちらも検証してみる。

・カップル

新婚カップルに多いように思う。真新しい結婚指輪がキラキラしているのは微笑ましいのだが、残念ながら同じカップルを三度見かけることはない。原因は簡単でそもそも男女が一緒に来てトレーニングを同じような時間で終わらせることはできない。そもそもトレーニングというのは孤独なものだ。

ただし、実際のところカップルよりもインストラクター側にも問題があるとも思っている。

理由は一緒に入会し、来るときも一緒なので器具の説明やトレーニング方法を「二人一緒に指導」していることがほとんどだ。でも前述したように男女では運動能力も違うし、運動経験も違うのでそういう人たちを一緒に指導しても何も身につかない。ただ、どちらかが運動経験が豊富、もしくはトレーニングとは何かを理解している場合は別。挫折カップルというのは見ている限りどちらも運動経験が浅い感じの人たちが多い。これでは最初に指導されても二度目に来たときはもう何をやって良いのか分からない。

・タオルを頭に巻いている人&Tシャツをまくってノースリーブにしている人

完全に「やる気だけ空回り系」の人である。タオルは汗を拭くものなので頭に巻いても意味はない。意味はないというよりは頭に巻くなら二本用意した方が良いと思うのが残念なことにやる気だけ空回りしている人なので教えてあげたくとも次に会うことはない。また、Tシャツまくってノースリーブの人も続かない。理由は簡単できちんとトレーニングする場合、肩周りに布があると邪魔な場合が多い。むろん気にしない人もいるが、トレーニングを知っている人であれば最初からノースリーブかタンクトップである。ちなみに私は肩周りはスッキリさせておきたいのでタンクトップ派である。この方が上半身のトレーニングがしやすい。

また、やっているトレーニングメニューやフォームがデタラメな人にこのタイプが多い気がする。

こんなところだ。雑談ばかりしている人というのも見かけるが、こういう人の場合スポーツクラブへ来る目的が雑談なのでよく見かけることになる(トレーニングしているかどうかは不明)。

結局のところ「続かない人」の原因は最初のモチベーションはあるにも関わらず、やり方を知らなかったり、「なんとなく」馴染めなかったりと、せっかくのやる気が生かされていないだけのケースがほとんど。

ならば分からないことがあればインストラクターに聞くことだ。インストラクターはさして忙しいわけでもなく、彼らは彼らで客とのコミュニケーション機会を待っている。ただ、積極性のあるタイプも中にはいるが、そうではない人も多い。なのでむしろ聞くほうがお互いのためだ。

最初は多少戸惑うこともあるだろうけど、そんなことは些細なことなので気にしない。

せっかくのモチベーションを維持させるために誰かの助けを借りることも方法の一つ。

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