トレーニング本のトレンド
最近、トレーニング関連書籍が目立つような気がする。いずれも「方法論」ではなく「啓発本」である。
前々から書いているが方法論なんぞはさほど進化もしておらず、ある意味情報として価値が薄い(やりようによってはビジネスチャンスはあると思うが)。一方、10年前には今日紹介するような本は無かったように思う。
●カラダマネジメント術
先日書店で立ち読みしていてけっこうまともな内容だったのでご紹介。著者自身、一年の半分をハワイで過ごすといういささか鼻につく感じではあるが言っていることは筋が通っている。共感する部分多数。構成も丁寧に作り込まれている感があり読みやすい。
●仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか
こちらも良書。スポーツクラブでの光景やモチベーションの持ち方など「筋トレ本」とは違うアプローチで良い。あまり感情的に本を紹介することはないがこの本に関しては「そうそう!」みたいな内容が多く、一人孤独にトレーニングしていた人間としては仲間を見つけた気分で読んだ。
この二冊はどちらもトレーニングのメリットを軸に書かれている。私がこのブログでとやかく書くよりも説得力はある。違いがあるとすれば有料か無料かの違いくらい。また読者のターゲット層としてこのブログは「1970年代生まれ」に絞っており、書籍のように幅広い年齢層を狙わない分「実践力」を高める工夫をしている(つもり)。
はなしがいささか逸れた。
それで思うにこうした本がどれほど売れているのか分からないが、少なからず世に出回っているということは「世間の関心事」であり「課題」なのだろう。
すなわち「課題=ビジネスチャンス」とも言える。
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