グループトレーニングのススメ

100621_1.jpg

土曜日に不定期開催している「ホンコン主催合宿トレーニング」をやった。

どういうイベントかというとトレーニングに興味のある友人たちと集まり、私が通うジムで筋トレを中心にいろんなトレーニングをするというもの。

普段なかなかジムに行く時間が無い友人、ジムに行っても自分のトレーニング方法がが間違っているのではないか、と思っている友人らが来るのでやりやすい。彼らの「課題」が明確なのでその解決策をアドバイスする。他に余力があれば面白い筋トレ方法なども教えてあげている。

また、どういう偶然かこれら友人たちは皆ほぼそれぞれが身長と体重が近いのである。実はグループでトレーニングするときにこれはかなり効率的にトレーニングができる。体格や運動経験が比較的近いと負荷も決めやすく、互いのトレーニングのフォームを見て参考にすることもできる。

内容は主に筋トレと鍛える部位の組み合わせだが、最も意識してアドバイスしているのは「フォーム」である。

この合宿では「フォーム」を最重要項目にしている。

結局のところ「継続しない人たち」の原因として効果が出ないことが一番だと思う。フォームを間違っているからやった割には効果も充実感もなく、さらに「自分に合った」トレーニングスタイルを確立する手前でやめてしまう。ジムでつぶさに周囲の人たちを見ていると、フォームがきちんとできている人というのは毎週決まった時間にジムでコンスタントにトレーニングをしているものだ。フォームを見ればその人のトレーニングの習熟度が分かる。

だから「フォーム重視」なのである。

せっかく集まってもらった友人たちには毎回「フォーム!フォーム!」と言い続けている。重たい負荷なんて継続していれば持ち上がるようになるし、そもそもフォームをちゃんとしてないと怪我の原因にもなる。とにかく最初が肝心なのだ。

ちなみに先日のトレーニングメニューは;

・InBodyによる身体計測

・ストレッチ

・スロートレーニング(主に上半身)

・シェイプパンプ(音楽に合わせて軽いバーベルで運動するエクササイズ)

を行った。InBodyとは簡単に言うと「高級な体脂肪計」である。参加メンバーが同じタイミングで測定することで自分の体の「今」を「数値化」することで「何をすべきか」を明確にできる。ストレッチは準備体操、そしてスロートレーニングは数ある筋トレの種類の一つだが、軽い負荷でも効果があることを実感してもらう。最後のシェイプパンプもまたエクササイズの一つとして取り入れた。これがキツかったぁ~。

ただ、グループでトレーニングをするとこういうきつい運動も互いに意識して行うので競争心が芽生える。また「同じつらさ」を共有しているので運動後に「他の人はどうなのか?(楽・辛いなどの感想)」を聞くことができる。実はこういうときに「誰かと情報交換できる」というのは大切なのである。

同じエクササイズをしているのに、自分と他人では「効いている部位」が違ったり、適切な負荷(重さ)が違ったりするもので、こういう「他人の情報」を参考にすることで自分のやり方の答え合わせができる。個人差があるので一概に言えない部分はあるが、他の人との違いなどけっこう気付きや学びがあって面白い。

こうしてグループトレーニングを不定期でも良いから続けると、各自が「次回までに体を仕上げてくるモチベーション」にもなる。

それで必至に汗を流した後は「頑張った自分へのご褒美」として生ビールで乾杯することをお勧めしたい。トレーニング後は喉がカラカラだが、居酒屋まで我慢し乾杯する。ジョッキを持つ手がプルプル震えるが、この運動後に手が震えながら飲むビールは格別に旨いのである。

終わってからビール飲みながらトレーニングを振り返るのも一興なのですよ。

No related posts.

facebook comments:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

書籍