写真と季節

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写真を撮るときに「季節」で撮り方を変えている。

これからの時期、日差しが強くなるのだがこういう時期は写真撮るのに向いている季節だ。理由は簡単で「光量」が明らかに多く、時間帯をさほど気にせず撮れる。日中であれば室内、屋外問わず撮りやすい。

たまに自宅で食事やいわゆる「ブツ撮り」を試みるが窓からの自然光でいける。スタジオがあるわけでもなく、照明設備があるわけでもないのでこれは助かる。

ただ、日本、特に関東圏では湿度が高いのでなんとなーく画が漫然とした感じになる。どうもスカッとした写真が撮れない。「腕」の問題と言われれば否定できないが、やはりもやもやした印象に写る。

一方、冬場は気温低下のおかげで湿度が下がり、撮影した写真にも締まりが出て良いのだが、いかんせん光量が足りない。さらに撮影できる時間帯が限られる。特に早朝散歩のときなどは、どうしても世間が動き出す時間帯にしか撮影できず、撮影したいアングルに人や車と言った「余計なもの」が入り込むのでいささかもどかしい思いをする。ブツ撮りもタイミングが難しい。

結局のところ季節はいつがいいのか?と聞かれれば;

「季節に合わせて被写体も撮り方も変えるしかない。」

ということになる。もっと言ってしまえばカメラも変える。今時期は「携帯電話」でも撮れるが冬場の光量の少ないときは性能的に物足りない。

あと、「光量」に関して言うならば、かねてからカメラよりも「露出計」が欲しいと思っている。カメラは消耗品だと思っているのであるが、いい加減「露出計」買った方がいいように思う。カメラ内蔵の露出計ではちょっとどういう露出なのか分からず、撮るまで分からない。まぁ、そんなに露出を細かく設定できるカメラを持っているわけではないので不要と言えば不要だが。。。

理想としては露出計を持ち歩き、季節や時間帯でどういう露出が最適なのか数値化し、経験則として体得したい。カメラの性能がどんなに良くなっても、被写体に当たる光は露出計で測った方が信頼性が高いと思う。

ただ、露出計というのはけっこう高く買ったことがない。

 一度買えばほぼ生涯使えそうなものだがやはりどうしてもカメラ本体に意識が行ってしまう。

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