一つずつ、一つずつ。

ここ一週間ほどの間に、一年以上抱えていた事業上の課題が解決しそうな糸口が見つかった。

その一方、今まで経験したことのないような致命的なトラブルも起こっている。

こうした状況をどう捉えるか?

今、当事務所の事業はディフェンスを固める、正確には固めなければならない状況にあり、やっとその糸口が見えた。

事業主として事業を「継続」させる上で一番重要なのはディフェンスではなくオフェンス。すなわち攻撃サイドに注力することだと思っている。要するに「営業」ね。ただ、ある程度規模が大きくなる、もしくはそのプロセスにおいてオフェンス(=守り)を固める必要が出てくる。

事業活動において「成長期」というのは思春期の男の子が膝が痛むのと同じように、「痛み」が伴う。顧客を失う痛み、従来の取引先を別の取引先に変える痛み、経済的な痛みから精神的な痛みまで様々。

周囲には言い続けているのだが、当事務所の戦略は「マイルド成長戦略」である。急成長させてメディアウケを目指したりもしないし、売上の成長率も良くも悪くもマイルド。「自分の名前で商売しているからこそマイルド成長戦略」なのだけど、それでも前述したような「痛み」は起こる。

そして今の状況としては精神的な痛みより経済的な痛みのほうが「痛い」のである。単純な話が「カネで解決する課題」が圧倒的に多いからだ。その次に来るのが「時間」だったりする。

そこでこういう時、私はどういう精神状態を保つかというと、

「一つずつ、一つずつ」

なのである。あんね、起こった問題、一つずつ解決する努力をするしかないのよね。優先順位はあるにせよ、それでも「一つずつ」なのです。

そんなもんです。

全部が一気に解決する方法なんて無いと思う。地道に、そして誰かに見られることもなく、自分一人で悶々としながら一つずつ解決するしかない。

もうね、超ぉ~~地味です。世間の「起業家志望」みたいな人たちには想像できないくらいに地味です。しかも、サラリーマン時代は決まった日に給料が振り込まれていたような生活と違い、「トラブル一つが命取り」な日々です。そんな状況にあっても;

「一つずつ、一つずつ」

なのです。

そして、「丁寧さ」を忘れずにね。

---(↑の写真について)---

私はよく三軒茶屋に飲みに行くのだけど、4月頃からよく行くおでん屋さんの写真です。「屋台」がそのまま店内に入れられており、客は好きなおでんを取って店主に自己申告するスタイルなのですが、さすがにこれだけ暑いとおでんが売れないらしく(笑)、ついに「エアおでん」になってて笑いました。

ちなみになぜ、このおでん屋さんに行くかというと、三茶で一番!瓶ビールがキンキンに冷えているからなのです。

飲み屋の善し悪しを計るバロメーターの一つに「瓶ビールの冷え具合」があるのです!(←断言w)

逆に瓶ビールがキンキンなお店というのは「呑兵衛の心理を知っている店」ということでもあります。

ご参考?いや!マジでそうだと思います。

ご参考まで。

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