基本に忠実であること。

先日(と言ってもけっこう前?かな?)、フォトクリエイトが主催する「フォトクリカレッジ」に行ってきた(※当事務所はフォトクリとは取引無いですよ)。

この「フォトクリカレッジ」とは何かというと各業界で活躍している人たちを呼んで講演会チックなことをやるイベントで、年に一度か二度行っている(興味のある方はFBページに「いいね!」しておくといいよ)。

それで私が行ってきたのは;

「増益必達!炎の営業改革!営業なくして経営なし!!」国吉拡流、セールス術講演会!

という完全に胡散臭いイベントでした。
普段の私なら絶対行かない(笑)

ただ、なぜ行ったかというと白砂社長がめちゃめちゃ押していて、「これはなんかあるな・・・」と思ったから。

白砂社長とは上場前はもちろん、私がサラリーマン時代から知っており、それ以外の数名の社員の人たちも知っていて、むしろ今回久しぶりに会ったのだけど私が「カメラマンもどき」ということを知らないくらいでした。

そんな話はさておき、実際に国吉氏による話が始まったわけですが、この「国吉拡」という人が怪しい・・・。ストライプのスーツ着て、やたら声がでかい。「ああ、こういう感じねぇ・・・」と冷ややかに拝聴していました。

でもね、話聞いているうちにものすごい「正論だけ」を語っているのね。私はどちらかというともっと「気合い」とか「根性」みたいな話かと思っていたけど全然違いました。

いくつかご紹介すると;

・規模だけ追求しても意味がない。

・理念が無いと変化に対応できない。

・実力無ければ通用しない。

・準備・段取り

・ビジネスモデルは真似されるが、スピードは真似できない。

・とりあえず「得」ではなく「徳」を優先する。

・モチベーションの低い奴は愚痴る。

・顔は履歴、目はやる気。

などなど。それでけっこう「ああ!」と思ったのは;

・手堅くからしか手広くならない。

だったな。確かに私の周囲の「調子ぶっこきまくり」先輩経営者たちは本当に手堅い。手堅いんだけどみんな手広くなっているんだよね。

それで「手堅くから手広く」って結局「基本に忠実」ってことと仰ってました。

「基本に忠実」って聞くと思い出すのだけど、私が学生時代空手をやっていたときのそこの会長がいつも言っていた「基本が奥義」という言葉を思い出したのね。

私がワークショップしかり、当事務所パートナーしかり、いつも言っていること、それは「原理原則」、「基本に忠実」ってことなのだけど、やはりこれはあらゆる分野でも通用する考え方だな、と再認識した。

基本が無いのにトンチンカンなことしてもダメなのよ。ただ、あなたが「天才」ならそれはアリだと思う。実際、そういう天才は世間にゴロゴロしてるから。でも99%は凡人だろうし、基本飛ばして自分勝手にやってこれみよがしに人に言うのはどうかと思ってはいる。

話が逸れました。

それでこの国吉氏は著作があり、このときに会場で配布いただいた本がこちら;

これまたタイトルが絶妙に胡散臭いのだけど(笑)、中身はきわめて有益。

また、P-116に「ファインプレーの練習をする野球選手はいない」という項目があり、最後に;

「基本ができていない個性は我流、一定レベル以上の成長は見込めない。」

と締められている。

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このブログはいろんな分野の人たちが読んでいると思うけど、前述した本はどんな分野にも応用できると思うのと、何か迷っていたり、仕事にスパイスが欲しい人は読んでみたらどうかな?と思います。

ってかさ、そもそも安いから、何かのついでにAmazonで買って読んでみそ。

では。

 

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