年齢を重ねることについて。

今さらですが、8/26に41歳の誕生日を迎えました。

その日は銀座の某ビアガーデンにて友人20名ほどに期せずお祝いしてもらい、そのあとは三茶でテキーラ大会をしていただきました。また、FBでは多くの方からお祝いコメントを頂き、年々規模が拡大していることに驚いておりますw

ほんと感謝です。

それで自分で言うのもなんですが、これほど無自覚と言いますか、年齢を気にしていない41歳というのも珍しいんじゃないかと。

正確には40歳になったときに「年齢なんて気にしてもしゃーねーな。」と思ったんです。さすがに40歳になると冷静に自分の人生を振り返ることができると言いますか、それまでの過去や経験、そしてその結果としての自分を整理することができたんです。やはり「40」という区切りは大きな意味を持つのかも知れません。

それでなぜ「年齢なんて気にしてもしゃーねーな。」と思ったかと言いますと;

・そもそも組織や世間との順応性に乏しい。

・一応経営者(自営業)である。

・顧客とは直接取引の関係なのでそれ以外の人間性を考える必要性が希薄(ゼロではない)。

・組織を持つつもりはあるにはあるが部下は5人までと決めている。

・他人と比較しない。

・人生計画を立てない。

こんなところでしょうか。要するに私の場合は独立したときに「独立系事業体」ということをコンセプトに独立しましたので、他所と比較する必要が無いんですね。誰もやっていないこと、自分がやる必然性の無いことはやならい、と言った意味合いでしょうか。

それで、そもそも自分の年齢気にする人というのは「誰かとの比較」、「平均値」に反応する人たちに多いように思います。その心理を理解していないわけではありませんが、組織人に多い傾向かと。

さて、前述したことをいくつか説明すると;

・そもそも組織や世間との順応性に乏しい。

これは幼いころからと言いますか、細野家は代々頭のおかしな奴らが多いんです。ただ、私は30代前半くらいまで無理に適合させていたのですが、やはりそこはDNA。途中で破綻したんです。無理なのです。その結果30代で約4年ほどニートする期間ができてしまい、すでに「再就職」はできないキャリアとなったわけです。また、かなりの数の会社に面接行きましたが、自分より能力が劣っているようにしか思えない上司や、入社年次が早いだけの先輩と仲良くするなんてできっこないです。いささか生意気なことを書くと、経験も能力も劣っている奴の下で働く対価(給料)があまりにも安すぎるというのもありました。

・顧客とは直接取引の関係なのでそれ以外の人間性を考える必要性が希薄(ゼロではない)。

常日頃、「自分の財布からお金出してもらえる商売」を考えています。これは何かというと会社の金や、下請け仕事ではなく、商品やサービスを使う人が自らの意思でお金払ってくれる商売です。これほどわかりやすいビジネスモデルはありませんし、クレームが来ても対応しやすい。BtoCと言われるビジネスモデルです。

かと言ってBtoBを軽んじている訳ではありません。とにかく「意思決定する人」を大事にしようと思っているのです。間接的な下請け仕事(意思決定権者と発注者が複数いるパターンの案件)ってのは過去の経験からさほど良い結果になったことはありません。なのでBtoBの場合も直接取引が多いです。

・他人と比較しない。

そもそも40過ぎて独身で個人事業主なんて世間じゃそりゃろくなもんじゃないんです。挙げ句の果てには「写真業=カメラマン=ろくでなし」ですよ、世間のイメージは(笑)金融機関も相手になんてしてくれません。

ここまで胡散臭いとある意味特別な存在です。「特別」なのだから比較対象が無いのです。この時点で平均的な人生、、、結婚して子供作って家立てて、というのはできないのです。できないことを無理してやらなくても良いのが40代の特権(?)です。

※「胡散臭い」と書きましたが、最近私なんか比べものにならないくらい「胡散臭い人」という方を散見し(特に東京には多いw)、実は俺ってまだ真っ当かも?と思う機会が増えましたw

・人生計画を立てない。

前述したような内容から「人生計画」なんて立てようが無い。ただし、事業計画はけっこう綿密に立ててます。事業計画はビジネスパートナーやステークホルダーと情報を共有しておく必要性があるからです。

ただ、事業計画もそうですが「計画」というものは計画通りになったことが無い。むしろ計画通りに進むと言うことはどこかに抜けがあるか、もしくはさらに上を目指す余地があったかも知れないのです。しょせん「計画」と「占い」は紙一重なので立てるなとは言いませんが、過信するくらいなら無くても良いようにも思います。

むしろ計画には「常に改善の余地がある」くらいに思っていた方が良いです。

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と、言うことで今さらながら41歳の所信表明でした♪

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  1. 誰のお金か。

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