レタッチは邪道か?

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↑の写真は「昨日の写真」の元写真です。そしてPhotoshopでレタッチ(加工)したのがこれ↓

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やればできるもんだ。というかPhotoshop歴は10年を越える。でもαチャンネルだの、パスだのの概念が未だに分からない。必要に応じて調べるが、私はデザイナーではないのでそこまで使い込んではいない。

まぁ、自分で撮った写真を加工して各種用途に合わせるくらいのことはできる。

ただ、「使い込んでいない理由」というのがあってそもそも写真を加工するということに抵抗がある。

いつもここで使っている写真は簡単な補正やトリミングはしているが、ほぼ90%以上の写真が「撮ったまま」のものを使っている。そういう意味では「デジタルの利便性」を無視していることになる。

結局のところバカ正直な性格が災いしており、加工してしまうと「写真」としての意味がないと思っている。端的に言えばデジタル処理することは「ずるいこと、悪いこと=邪道」だと思っている。

「真実を写す」と書いて「写真」なのだがこれを加工してしまうというのは神への冒涜ではないか!と常々感じている。だったら「CG」で良いのであってわざわざ写真を撮る必要はない。

しかし、最近の写真業界のトレンドとしてはレタッチというか修正・加工は当たり前の時代である。

みなさんが普段目にする広告写真やグラビア写真の100%は加工されている。あれらは撮影技術やメイクの技術というよりはレタッチ技術だと思っていて間違いない。昨今ではミュージシャンの補正要望が極めてシビアになっているという話もあるくらい。年齢相応で良いんじゃないかと思うのだが、やはりビジュアル系バンドとか、カリスマみたいな女性ボーカリストは昔のままでいたいらしい。あの北海道出身のロックバンド「GLAY」なんてそろそろ中年バンドだし。加齢というのは誰しも平等に訪れるものだ。

でも、昨日久しぶりにPhotoshopで加工してみたけど、良いよ(笑)

ライティング自由自在だもんなー。

昨日の写真なんてストロボ二灯発光でやろうしてできなかったことがあっさりできたもの。しかも思った通りに。奥行き感を残したかったのでもっと影を強調したかったがちょっとミスったけどそれにしてもイメージに近いできあがりだ。

レタッチに関してちょっと前向きに考えられるようになった。今後は活用頻度上げてみよう。

何をいまさら的な新発見。

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