重なる再会

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2年?3年?か分からないが久しぶりに旧友に会った。

奴は某官庁系の仕事しているので研修で東京に来ている。それで久しく会っていなかったので連絡をくれて再会した。

ちなみにコイツとは実に30年来の友達である。

要するに私が家庭の事情で引っ越した先の小学校三年からの「親友」である。

奴は私のことを何でも知っている。

久しぶりに会ったに関わらずお互い全てが読めてしまう。

しかも、寸分違わずに。

結局双方の話題に出てくる登場人物は私も良く知っている奴ら、しかも小学校から大学、もしくは専門学校に至るまで知っている。札幌時代には毎週遊んでいた連中だ。

渋谷のTSUTAYAの前で久しぶりに再会した彼はいささか老けた、というか「オッサン」になってはいたがそもそも昔からさほど若い雰囲気でもないので変わっていないと言えば変わっていない。年齢相応に劣化しただけ、という感じ。

私と比較してしまうと彼に失礼だが、彼の人生は順調だ。旧友の人生が順調であるというのはなぜか安心する。私自身、他人の人生に安心している場合ではないのだがでもなんだか安堵感を持った。

三時過ぎから行きつけのパブで飲めない酒を飲ませ、たわいもない話や互いの現状など話す。

彼と渋谷で酒を飲むことなど今まで一度も想像したことはなく、しかも行きつけの店に彼と一緒にいることにいささか違和感も感じた。

たらふく飲んだ後にさらに行きつけの立ち飲み屋へ行き、そこでも談笑。

最後は「神座」でシメのラーメン。

食べていると隣から;

「あれ?ホンコンさん!」

と呼ばれ振り向くとN君カップル。なぜかこんなところでN君とも再会。

彼とは1~2年ぶりか。

旧き友に再会し、N君とも再会。

奇妙な日曜日だった。

 

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