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久しぶりに「写真集」を買いました。

珍しく「写真集」を買いました。

私の写真に対するポリシーは「消耗品」、後生大事に保存するなんてナンセンスだと思っています。でも、この写真集は買ってしまいました。

なぜ買ったかというと、もうね次元が違うんです。言ってしまうとそこいらの公園で写真撮って「ボケ味が綺麗」とか言っている人たちに教えてあげたいくらい。ボケが云々なんて馬鹿げている、ってね。

また、前書きのメッセージも熱いんですよ、これが。

「熱い」というのはチープなんだけど、「花=生物」と「自分自身の関わり」が書かれていて、そこにあるのは「哲学」なんです。私は常々周囲に言っているのですが「哲学の無いものは長続きしないのが常」なんですが、これには「哲学」がものすごく濃厚に感じられる。

タイトルは「植物図鑑」とあるのですが、実に1600種類の花を学術名、和名含め記載されている。この作業には本当に感服する。この写真集の特筆すべき点は花や植物を「綺麗でしょ?」とか「スゲーだろ?」みたいなありがちな作り手の自己満足的な写真集ではなく「図鑑」としての機能を合わせた点(「企画力」とも言える)。

これはこれで作者の拘りというかエゴや自己満足なんだけど、よくある安っぽい「お花がキレイ」というのとは完全に違う。

私にこれだけの企画力と忍耐力があるかと問われれば無い。

素直に「敗北感を感じる」くらいのインパクトがある。もうね理屈じゃない。「本物」ってのは理屈じゃない。

とりあえず大きな書店にはある(売れているようです)ので実際に手に取ってみるといいと思います。また、写真のクオリティもハイレベル。特にライティングについては難しいライティングではないのだけど、いろいろと気付きがあると思います。

いずれにせよ写真や花に興味の無い人でもこのインパクトは感じられる、と思います。

※著者含め該当ページへのリンクを貼ろうかと思いましたが、そんな先入観を持たずに「書店で手に取って興味があればググればいい」、ということで省略しました。