動機は不純なほど良いと思います。

何かを始めるときは「動機」が必ずある。

減量も同じである。

巷に氾濫している「ダイエット本」の類には大抵;

・健康

・美容

ってなことが書かれている。しかし、個人的にはこんなの継続する「動機」にならないと思っている。理由は簡単でこれらの動機は「プロセス」であって「目的」としては弱い。もっと単純に、そして本能的に;

・異性にモテたい

で良いと思う。なんか当たり前な感じがしますがゴール(目的)として間違っていない。だって本来そうでしょ。なぜか遠回しに「健康」とか「美容」みたいな言葉で表現してしまうから目的がぼやけ、モチベーションが維持できない。心理的に「モテたいから」という動機では後ろめたさやいやらしさがあるからかも知れない。

また、どういう状態が「モテている状態」かどうかは個人の判断や感覚によるが、まずは「モテるには?」というところから入ることからお勧めする。

最初に書いた「健康」とか「美容」というのは継続的に減量なりトレーニングをしていれば「勝手にそうなる状態」であって、そこに終わりはない。一方、自分が「モテている状態」というのはある程度第三者の評価が必要になるので努力した「ご褒美」として実感しやすい。要は努力した自分を第三者に評価してもらえるような目的の方がモチベーションが上がる。

そしてその第三者からの評価が次の「目標設定」に繋がるのである。漠然と「健康や美容」を追いかけても続かない(それはそれで意義のあることだがあくまで「継続する」ということが重要)。

またこの「不純な動機」の良さには「誰にモテたいか?」という「課題」が付いてくる。自分がどういう年齢層やどういうタイプの人から好感を持たれたいかが明確になることで自分の理想体型をイメージし、それに向かってトレーニングメニューを考えることができる(ここが重要)。

ビジネスに置き換えると簡単で、商品(自分)があるとしてその商品は誰(異性)に買って欲しいのかを考えることと同じ。

すなわちユーザー(異性)に興味を持って貰う(マーケティング)、売る(口説く)ために必要なことをやれば良いだけのことである。そしてトライアンドエラーを繰り返すのである。

こうした意識の元で継続的にトレーニングをしているといつの間にか「健康やら美容」がオマケで付いてくるのである。

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