食事例

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 ある日の食事(一食分)である。

一般的にはどういう風に見えるか疑問である。

いずれにせよさほど食欲そそる感じには見えないだろう。最初は苦痛で仕方ないのだがこれが実は慣れるのである。人によるだろうが慣れるまでに一週間もかからないと思う。

ちなみにこの時の食事は;

・鳥の胸肉

・キャベツの千切り

・ショウガと大根の漬け物(市販品)

である。鳥の胸肉は茹でている。皮を取り、余計な脂肪も包丁でそぎ取る。

「茹でる」と書いたが厳密に言うと「お湯で煮る」イメージの方が近い。余計な脂質を徹底的に排除する。そして茹で上がったものを「水で洗う」のである。

この「水で洗う」というのはドン引きされるかも知れないが理由は二つある。一つは茹でたあとに付着している脂肪分の除去で、もう一つは「冷ます」ためである。

「茹でたてが旨い」と思われるかも知れないが、茹でたては「柔らかい」のである。そして「臭い」のである。そんで柔らかいと何が問題かというとすぐに食べ終わってしまうから。冷ますことで肉の繊維も堅くなり、結果的に噛む回数も増える。ここがポイントである。さっと食べてしまうと食べた気がせず、結局空腹になるが、しっかり噛むことで「食べた感」が生まれてくる。また前述した「臭い」も薄らぐ。

「棒々鶏」だと思えば悪くない。

また、この茹でた鶏肉を食べるときの味付けは自由である。何味でも良い。このときは焼き肉のタレだがステーキソースも悪くない。なるべく濃い味のものを選ぶ。ただ、注意すべきは量。一度に大さじ一杯までと決める。タレは大さじ一杯20kcal以下のものを選ぶ。当然使うときは大さじ一杯まで。

野菜は何でも良いが、キャベツなど比較的栄養価が高く、体積もあるので腹持ちもする。これは多少食べ過ぎても良いだろう。聖人君子じゃあるまいし、厳密になんてできない。ただ、こちらも味付けが重要で肉と同様大さじ一杯20kcal以下のものを選ぶ。ドレッシングは高カロリーなのでノンオイルドレッシングになる。あとは好みでゴマを振りかけるなりして工夫すればよい。こんな食事でも「工夫の余地」はけっこうあるもんです。

慣れてしまうと減量とは関係なく、こうした食事が体調に良いということに気付くはずである。確かにバランス取れた食事は大事だ。それを否定するつもりはない。ただ、問題なのはその「量と質」である。

現代の日本人は「食べ過ぎ」なのである。体に良いものをたくさん食べたからといって急に健康にならん。適度な量と良質な食事を「継続する」しかないのである。

所詮、減量期間中だけのことなので未来永劫続くわけじゃなし、ましてやプロスポーツ選手でもないんだから短期間ならやり遂げられるレベル。

痩せてからまたジャンクフード食うのもまた一興。

※今回紹介した食事は定期的なトレーニングをしていることを前提としています。

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