店名を出さない理由
実は(?)当ブログの人気コンテンツは「一人アド街ック」なのです。
ご存じない方に説明しておくと、要は私が一人でフラーっと飲みに行った場所や店でのちょっとしたたわいもない出来事を写真と拙い文章でするだけです。場所の選定は私の気分と都合、スポンサーなどいるわけもないので取材は実費、なのでさほどボリュームのあるコンテンツという訳ではないのですが、文章量も適量でこれが昔から評判が良い。
私としては筋トレとかダイエットとか、TOEICとか無料の割に有益なことを書いていると思っているのですが実際の所そこのニーズよりも「酒ネタ」の方が人気なのです。
まぁ、小難しい話よりもそっちの方が面白いと思います。
なお、意図的に店名やら詳細な場所は明記していない。面倒臭いのもあるがそもそもなんで私の金で行った店の宣伝をする必要があるんだ?ということである。
それに旨いもの食いたければそういうことだけ書いている情報はいくらでもあるわけで;
「別に俺がやる必要ないし、どうでもいい。っていうか誰も期待してないでしょ?」
ってこと。私のことを味覚音痴だと思うならそれはそれでも良いし(分かっている人は分かっているので)、減価償却費を払ってまで食べたいものはない。本当に食べたければ自分で調達したほうが良い。
これみよがしに「うちの○○旨いでしょ」みたいな店は多いが、それはお前が凄いのではなくてそれを創った人が凄いだけだよ、と言いたいのだがそこでは言わず二度と行かない。ましてや仕入れが高いのをそのまま客に転嫁しているような店ならなおさらだ。
あくまで個人的な考えだが、どうも旨くて高い店ってさほどクリエイティブじゃない。今風の店内装飾にそれっぽい盛りつけ。長ったらしい料理名。どうせ高いなら「法外な値段」のところのほうがまだ面白い。座るだけで5万円の銀座のクラブとか、大トロ一貫8,000円の寿司屋とか。これくらいの値段になるとその値段の価値をどこに見いだすか、これはネタとして成立する。
まぁ、現実的に、というか経済的に無理だ。
結局のところどんな媒体に紹介されているような店でもわざわざ行く価値のある店なんて無い(と思っている)。自分の生活圏内にあれば行く程度だろう。
なので金銭感覚的にさほど離れておらず(ダウンサイドに離れているかもしれないが)、皆さんから見て行こうと思えば行けるけどわざわざ行きたくない、そんな店や場所を選んでいる。まぁ、「あなたの代わり」と言った視点だ。
それに自分の味覚や趣味を押しつけるような無粋なこともしたくない(※私と一緒に飲み歩く人には物理的に一緒にいるので強制することはままあるが)。
なんというかこのブログを読む人には私の稚拙な言葉を介して「空気感」とか「時間」を感じてもらえればそれで良いかなぁ、と。
ほんの少し「非日常」の臭いを感じて貰えれば。
恐らくこの辺を理解して貰えているから少なからず見てくれているわけで、且つ読者数が増えもしなければ減りもしない所以かと思います。読者数が増えればコンテンツをより充実させることもできるけど、どういうわけかそういう雰囲気でも無いんだよな(笑)
さて、今週も千円札を数枚握りしめてフラフラしますか。
そういえばここしばらく地方徘徊していないな・・・・。
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