いずれ改めて 戸越銀座
所用の帰りに戸越銀座に寄ってみた。
イメージとしては「品の良い下町」と言ったところ。するとお祭りやっていた。
そもそも札幌出身の私は「御輿の(文化的な)重み」が分からないのである。幼少の頃から御輿を担ぐ文化を持っている人間というのと出会っていないので北海道とはやはり近年開拓された場所ということだと理解している。仮にそういう文化を持つ地域が北海道にあったとしても道内でもレアな文化だと思われる。
さて、話が逸れた。
この祭りにはいわゆる「出店」が無い。テキ屋っていうの?独自のテントで商売やる類の人たち。それはそれで意外な気もしたが、商店街のそれぞれのお店が売れるものを店頭で売っている。家族総出でやっている店もあれば、文房具店なのにかき氷を売るなど雑多。子供からお年寄りまで大賑わいだ。この日は特別と言わんばかりに酔っぱらった老若男女が溢れている。
ただ、初めて行って分かったのだが戸越銀座というところは「長い(広い?)」のだ。
けっこうな距離で商店街が延びている。アメ横より長い気もするがこれには驚いた。
それで軽く小腹も空いたしなんかちょっと飲みたかったので丁度「持ち帰りようの焼鳥屋」があったのでそこでビールを買った。なぜそこかと言われれば看板娘が「気の強そうな茶髪で悪そうな可愛い子」だったからだ。
なんというかああいう女子に男は弱いのである。
でも、買ったところで食べる場所がない。一応店内にはカウンターがあるのだが、オッサンたちによって占拠されており、入る余地はない。なのでとりあえずビールだけゲットして御輿を鑑賞することに。
写真ではわかりづらいが御輿が五台並んでいてこれはけっこう壮観な眺め。東京の品川区というエリアでこれだけ賑わう祭りがあるというのは凄いことだと思う。この祭りもそうだが担ぎ手を含め後継者育成が大変だろう。
いつ終わるか分からないので適当なところで引き返す事に。するとさすが戸越銀座という店が散見される。
揚げ物メインの惣菜屋さん。ジャンボコロッケが100円だったりするのだが、買いたい、というかこういうのはやはり買って10分かそこらで食卓に並べるものだんだろうと思い買うの止めた。
うーん、買ってすぐビール飲めるなら、自宅がそばなら買っただろう。
そしてそういう意味ではこっちはさらに欲しい。
カマ焼きとか、焼き魚の総菜が豊富。値段も高くない。でもやはりこれは早急に帰宅しないとならない感じがするので断念。
ひとまずお祭りらしいので寄った戸越銀座だが、日を改めてじっくり散策したい街だ。
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