青山フラワーマーケット活用術
月に一度くらいは花を買っています。
理由は簡単で「練習用」なのですが、これがなかなか良い花屋がない。近所に花屋はあるのですが、どうも鮮度が良くなかったり、陳列しているコンディションが良くないのです。
忘れてましたが私は学生時代に花屋でバイトしてました。なので意外とこういう細かいところうるさいのです。そもそも切り花って切られたあとも生きているわけで、肉や魚と同じように「鮮度」が命です(※花屋さんに冷蔵庫があるのはそういうことです)。
なので、店の外に陳列しているような花屋とか、露店の花屋では買いません。
それでどうしているかというと、二子玉にある(最寄り駅から一駅)にある、「青山フラワーマーケット」まで買いに行ってます。
今までいろんな「青山フラワーマーケット」で花を買ってますが、やはりここが一番よくて、聞いたことにも綺麗なお姉さんが答えてくれるし、アレンジのセンスも良いと思います(※その後解体して作り直しますが)。
あと、前述しましたがコンディションも良い。店舗とか、タイミングに寄るのだけど、ハズレは少ないと思います。
そして、「値段」。525円で3種類+1(草)のテーブルブーケが買える。大きさこそ小さいですが、見栄えします。
大きさは「拳くらい」ですが、マクロレンズで撮るので関係なく、むしろライティングが被写体に対して不自然なサイズなくらいが弱点です。
それで早速先日買った写真集のライティングを試してみたり、バラして再度アレンジしなおしたり、単品で撮ったりもします。
買ってきたら貪欲に「どう撮るか」、「どの花を軸にするか」などいろいろ考えてひたすら撮ります。
ここで重要なのは「ひたすら」で前述しましたが「鮮度勝負」なのです。時間と共にダメになるんです。ましてやこの時期は本当に厳しくて、帰る途中で萎びる可能性もある。
この緊張感の中でひたすら撮る。ライティングしかり、アングルしかり、とにかく撮ります。
たまに「造花」で練習する人がいますが、正直「生花」がお勧めです。この緊張感もそうですが、「質感」は造花にはありません。
ただ、一般的に花は高いので(原価は知れてますが)「青山フラワーマーケット」みたいなお店で買うのです。ここは一本売りも安いですが、アレンジされたブーケがお勧めです。一本売りのものは「ハズレ」がある場合がある。他の花屋に比べれば品揃えも悪くないのですが、各店舗の事情なのか、「良いけど使えない」ものが多いです。
一方、ブーケは完成されているので「撮影イメージ」も考えやすいし、値段もリーズナブル。
写真の練習したい人にはお勧めです。
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ただ、平日の昼間に険しい顔つきで花を選んでいる私の姿は「異質」らしく、100%店員さんが怪訝な顔して見ています。なので花屋で「禿げたサンダルのオヤジが険しい顔つきで花を見ている光景」を見つけても、それは恐らく私なので放っておいてください(笑)
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