iPhoneのカメラが楽しい。

先日、今さらiPhoneに変えた話を書きましたが、さらにiPhoneのカメラが楽しいのです。

いいよね、iPhoneのカメラ(←本当に今さらで恥ずかしいけどw)。

それで私のfacebookページにも書きましたがカメラ機能のスペックを調べたんです。

・絞り:F2.4
・焦点距離:35mm換算で33mm相当
・解像度:8メガピクセル
・フォーカス:オートフォーカス&タッチフォーカス

それでこのスペックってほぼ初代GRdigitalと同じかややiPhoneのほうが上回っておりまして、「へぇ~」という感じなんですな。

レンズ性能に関しては、最近のコンデジよりも明るく、撮り方を工夫すれば「ボケ」を出すことも可能でして、ただ、焦点距離が35mm換算で33mm程度らしいので簡単にぼかせないですが、理論上可能なんです。

それでぼかすときのテクニックとしては、被写体と背景の「距離」がポイントです。焦点距離が広角気味なのでけっこう難しいんですが、この被写体と背景の距離という理屈を押さえていればボケを使った表現が可能です。

あと、解像度に関してですが解像度だけを大きくするのはさほど難しいことではないのですが、iPhoneの場合「画質」も良い。色乗りが浅い気もしますが「電話機のカメラ」として、というかコンデジとして考えても必要十分だと思います。正直驚きのレベル。ただ、暗い場所だと一気に画質が悪くなる(ノイズがきつい)のが弱点か。

・・・、そうは言っても十分だよな・・・。

それで私が一番気に入っているというか「!!!」となっているのが「タッチフォーカス」です。画面のピント合わせたいところをタッチするとそこにピントが合うの。以前、ピントについて書きましたがまさにあの理屈を応用できる。さらにタッチしたところに露出を合わせるという優れもの。例えば;

●普通に撮影すると

●奥の看板にピント合わせると;

どうだろう、この違い分かるだろうか?

こういう撮り方ができるということは「ライティングして遊べる」ということでこの機能については今後深掘りしたいと思っている。

それで一つだけ不満を言うと、マニュアル設定ができないこと。できればシャッタースピードを任意に変えることができれば・・・、と思う。なぜシャッタースピードかというと、手ぶれ対策というよりは環境光をコントロールするためである。サードパーティのアプリでスローシャッターができるアプリはあるのだが、個人的には高速シャッターで環境光をコントロールできたらもっと楽しいのに、と思っている。恐らくiPhoneのカメラは最速で1/30くらいのシャッタースピードだと思われ、1/250くらいまでいけると表現の幅が広がると思う。

まぁ、そうは言っても「よくできたカメラだよな」という印象に変わりはなく、普段GRdigitalを持ち歩いているのだけど使用頻度が下がるのは間違いなさそうだ。

とにかく「単純に楽しいカメラ」なのだ。

 

 

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