都心にあるアメリカ
普通の日本人は知らない、もしくは知っていてもなかなか入る機会の無いホテルが広尾にありまして、昨夜軽く行ってきた。
要するに米海軍の福利厚生施設なんだが、日本人はもちろん文民のアメリカ人も恐らく入れない。入れるのは軍人(もしくは軍属)とその家族かゲスト。私は当然純粋な北海道生まれの日本人ですので軍属の友人と一緒に行ったのです。
当然、日本のホテルではなく「軍の施設」なので入り口にはセキュリティがいまして、当たり前のように銃を携行していらっしゃいました(笑)
中はとにかく豪華な造作でびっくりです。さすがに都内の「高級ホテル」と比べるといささかデザインに古さを感じるが、クラシカルで落ち着きのある装飾。さらに至る所がビカビカ光っており、ちゃんと管理されている。
それでこの建物自体は日本の「税金」で作られている(※日米安保条約の一環だったと記憶している)。要はハードウェアは日本、ソフトウェアはアメリカという役割分担と言えば分かりやすいか。
ひとまず売店でお土産でも買おうと行ってみたものの、どういう価格付けか分からないが酒は日本より高かった。仕方ないのでおもしろそうなものを探しこんなものを見つけた;
アメリカ製のボンタン飴。あと、柿のタネなんかも売られていて面白い。サクッと売店を後にし、レストランでハンバーガーを食すことに。
食前にサンミゲル(フィリピンビール)を頂く。
これけっこう旨い。これで3.5ドルだったかな。あとアメリカのビールは3ドルくらいとお安い。ただ、日本のビールは7ドルほどと高い。なの海外(?ここは海外だな)製のビールを飲むのがスマート。
さて、ビールも飲んだし、ハンバーガーを待っている間に店内を物色;
客なんていませんよ(笑)ガラガラである。そしてサラダバーみたいなのもあった。
ホテル内にはバーとかDELIとかレストラン(ちょっと高級)や和食店なんかもある。基本的に滞在中はホテルの外に出る必要ない程度のものは揃っている。ただ、このホテルの周辺は広尾の住宅街で、飲食店は何もない。
さて、お待ちかねのハンバーガー;
私がチョイスしたのは「Your own made」とかいう奴で、ベースとなるハンバーガーにトッピングを選ぶというもの。ピーマンとチェダーチーズ、そしてベーコンをチョイス。
これは旨かった。最近日本で流行のハンバーガーは脂っこくて滅多に食べないが、このハンバーガーは赤身肉を使い(しかも分厚い)、ハンバーガーにしてはサッパリしている。ビックマック食うよりも全然良い。これで8.5ドルくらいだったがリーズナブル。
食後はこのレストラン横にあるバーで軽くビールとテキーラを頂く。
「テキーラはビールと一緒に呑むのがアメリカンスタイルだ!」と言われても・・・。イギリス人がウィスキーのチェイサーにビール合わせるみたいな。ただ、不思議なことにこの組み合わせは深酒する前ならアリだ。
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ってな具合で水曜の夜のイベントとしてはなかなか楽しい一時だった。
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