いずれちゃんと散策予定 ~京都~
山崎の話はしておきながら京都が後回しになった。
それで昔から京都はなんというか相性が悪い。この日も天候に恵まれなかったり、カメラ片手に撮ろうにもどうもインスピレーションが沸かないのである。深夜バスでの疲れ原因のようにも思う。
ひとまず駅から京都タワーをスルーして祇園を目指して歩くのだが、京都タワーを一枚も撮らなかった。やはり傘を差しながら移動&撮影はよくない。
それで祇園までの道すがら、柳小路を軽く散策することに。柳小路は花見小路ほどメジャーじゃないが最近京都でも話題になりやすいエリアらしい。
ただ、個人的には京都との相性というよりは「観光地との相性が悪い」と言ったほうがしっくり来るような気がする。
観光地というのは整備されているというか「昔ながらの風情を残しながら整備された中途半端な場所」という風にしかどうも見えない。「見るための演出」をしているような博物館などとはちょっと違い、人工的な景観というか風情というか・・・。
また、広角単焦点カメラという特性もあり、誤魔化しが効かないゆえに撮る側も飾ったような撮り方ができない。これは一長一短あるのだが、天気の悪さと相まってどうも盛り上がらない。
やはり雨天の早朝というのが悪かったのかといささか判断ミスだった気もする。恐らく日中だったり、もっと生活感のあるエリアだと違った角度で撮れたようにも思う。
歴史のある街なので必ず「恥部」というかもっと生活感のある場所があるはずで、そうした場所はどこの街には必ずある。まだ京都を深掘りできていない、というかどうも観光地に目がいってしまっているからだろうと思う。これは反省点だ。
そして、鴨川をわたりながら川床を眺める。そういやこの川床の権利って取得するのがものすごく大変だという話を聞いた記憶がある。確かにここの一角を持てたら鼻高々な雰囲気。そりゃ京都を代表する場所だもん当たり前か。
昼間は舞妓さんとか歩いているのだろうか。実は京都で舞妓さんを見たことがない。これまた相性の悪さたるゆえんだが、こうした雨の日に傘を差して歩いている舞妓さんというのはそれまた趣があるんだろうな。
ひとまず界隈を散策してみる。当たり前だが人なんてほとんど歩いていない。恐らく冬だと寒いだろうが朝陽と合わせて見るとかなりムードのありそうな場所だ。むろん、夜も良いだろう。
当然だが、ちょっと道を外れると住宅街である。こういうとこに住むというのは大変なんだろうかねぇ。景観を維持するのも大変だろうに。ほどよい頃合いを見計らって京都駅に戻ることに。戻りも結局徒歩で。
このころになると風呂に入りたくなる。蒸し暑い中を歩いて足も体もクタクタである。
それで歩いていて分かったのだがホテルがすごくたくさんあるということ。値段は分からないが他の都市に比べてかなり多くのホテルがある。途中、ドミトリーなんかもあってやはり世界の観光地だけあって宿は多いのだろう。
京都タワーの大浴場にたどり着き、前夜からの疲れと朝の疲れを癒して京都散策完了。なんだかんだいいながらそれなりの枚数は撮ってたな。
いずれ宿泊しながら一度はきっちり散策しないとならん街だ。
ぜ~ったい私好みな感じのエリアがあるはずだ。
京都だから呑兵衛がいないなんてことはない。
これは全国?いや全世界共通だもの。
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