数年前から「ベンチャー(企業)」の言葉の定義が曖昧というか、形骸化しているように感じてる。でも、世間はまだ「ベンチャー(企業)」という言葉を使っている。
時折その辺の話題に詳しい人に質問してみたがスカッとする定義はない。
人によって解釈が違ったり、なるほど、ということもあるが結局「文脈」に依存するケースが多いというのが実情でどうも客観的な線引きというか釈然としない。
それでwikipediaには;
「ベンチャービジネスの略であり、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す。」
とあった。ただ、なんとなく今の時代だと「古さ」を感じた(※私の主観です)。今のご時世大企業でも創造的で革新的なことをやっている企業はあるし、昔「ベンチャー」と言われた楽天だのソフトバンクを今さらベンチャーという人はいないと思う。彼らは「あの当時のスピリッツ」を未だにキープしているように見えるし、ユニクロも独自路線でぶっちぎっている。
それで私がいつも違和感を覚えるのが「できたての会社をベンチャー」と称してしまう世間と経営者(従業員含む)が少なからずいるという点。例えば、iPhoneアプリを作る単なる開発会社がベンチャーと称してしまうケース。iPhoneアプリというのは開発言語はObjective-Cというプログラム言語でDSなんかもこの辺の言語を使っていたと思う。
それでそんな既存の開発言語でソフトウェア開発するって革新的な技術か?
さらに「新たなサービスを開発したから」という言い分もあるかと思うが、そんなこと言ったらDeNAやらサイバーエージェントもベンチャーになってしまうし、規模の大小違いはあれどどこの会社でも日々「サービス」を開発している。「ベンチャー」という表現がIT系に多く見られるのも不自然だ。
なお、最近流行しているかどうかは知らないが「グルーポン系」のビジネス。ある種のネズミ講みたいなビジネスモデルだけど、結局あっという間にパクられたじゃん。独占性のあるビジネスモデルではない。新しいけどパクり易いというのはやはり違うと思う。
ただ、グルーポン社は「ぐるなび」やら「ホットペッパー」のマーケットを食ったという点、圧倒的なスピードで攻めまくった、というこの二点を指して「ベンチャー企業」と言っても違和感は薄い印象(※ビジネスモデル自体は不健全だと思っている。残念なことに消費者がバカであり続ける限り存続する)。
また、ベンチャーっぽいんだけど可哀想なのはミドルウェアを開発している会社。こういう会社は技術としては革新的だし独自性もある。悪くないんだけどミドルウェアという性質上、ハードウェアが変わるたびに新技術を開発し続けないとならんので収益性が横ばいになるパターン。当然日常的に研究開発しているし、技術力もあるのだが、いかんせん市場の変化が速すぎて規模の拡大がしづらい感じの会社。
具体例で言うとエイチアイというジャスダック上場会社がある。ここは携帯電話向けの3Dエンジンの開発が主力事業だが、過去5年の売り上げ推移を見るとブレイクしている感じはない。株価も市場が期待している雰囲気でもない。
今後はスマホが主流になるだろうから、ガラケーの3D描画のミドルウェアに価値があるかという議論もあろうが、所詮既存の技術の上に作られる物なので「開発力(開発者のマインド)」がキモになる。そういう意味では経営的には自社のポテンシャルやニーズが見えているだけに先々が見えるがブレイクする感じではない(今のところ)。
おそらくエイチアイに関して言えば、上場してからの時間経過が長いのですでにベンチャーという感じではないのだが、世間の「(IT)ベンチャーのイメージ」に近い会社のように思う。
いずれにせよベンチャーと自称するならベンチャーたる定義なり根拠を明示する必要がある。そこをやらずして「弊社はベンチャーです♪」と言っても通用しない。
それで世間が曖昧なのであれば私の勝手な定義を言ってしまっても問題ないだろうということで、以前から一つだけ「一応そういうことにしてしまおう」という定義がある。それは岩瀬大介さんの著書「132億円集めたビジネスプラン」の中で;
・市場が大きいこと
・市場に大きな非効率が存在すること
・技術のブレークスルー、規制緩和などの環境変化があること
と書かれており(当然岩瀬さんはこの通りのビジネスをやっている)、事業内容がこの中の2つに該当するとベンチャーと言っても説得力があるのではないか、ということ。
普通の「起業」と「ベンチャー」の線引きにも使える。恐らく最近起業する人たちというのは「市場が大きい」という理由だけで起業していたり、3つのうちどれか1つなのでそういう場合は「ベンチャーではない」ということになる。
また、私の友人たちの会社で「元ベンチャーで現在は優良企業」みたいな会社ってアナログ的な売り方のものをネットで売るというまさに「市場の非効率」と「技術のブレークスルー」で勝ち残っている会社があり、そうした事例を踏まえてもしっくり来る。
とにかく上記3つの中の2つ該当すれば良い。振り返ればここ15年くらいの間で成功している会社というのはこのどれか「2つ」に当てはまるパターンが多いように思う。
今、もし私がVCで投資判断するとしたら前述した基準で考える。この基準であれば調査すべきポイントも絞れるので市場動向、競合分析もしやすい。
おそらく今後も文脈に依って意味が変わる言葉だと思うのだけど、どうも「ベンチャー」という言葉には免罪符的なニュアンスを含んでいるのが気にくわないのよね。
それにしても岩瀬さんという人は(人柄はどうあれ)すごく頭のいい人なんだなー、と常々思う。彼の文章は難しいことでも分かりやすく、シンプルにまとめてある。頭が良いと言うことはこういうことなんだな。
しかし!一つ残念なのは彼の写真を見る度に「杉村太蔵」を思い出してしまう・・・。
時折その辺の話題に詳しい人に質問してみたがスカッとする定義はない。
人によって解釈が違ったり、なるほど、ということもあるが結局「文脈」に依存するケースが多いというのが実情でどうも客観的な線引きというか釈然としない。
それでwikipediaには;
「ベンチャービジネスの略であり、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す。」
とあった。ただ、なんとなく今の時代だと「古さ」を感じた(※私の主観です)。今のご時世大企業でも創造的で革新的なことをやっている企業はあるし、昔「ベンチャー」と言われた楽天だのソフトバンクを今さらベンチャーという人はいないと思う。彼らは「あの当時のスピリッツ」を未だにキープしているように見えるし、ユニクロも独自路線でぶっちぎっている。
それで私がいつも違和感を覚えるのが「できたての会社をベンチャー」と称してしまう世間と経営者(従業員含む)が少なからずいるという点。例えば、iPhoneアプリを作る単なる開発会社がベンチャーと称してしまうケース。iPhoneアプリというのは開発言語はObjective-Cというプログラム言語でDSなんかもこの辺の言語を使っていたと思う。それでそんな既存の開発言語でソフトウェア開発するって革新的な技術か?
さらに「新たなサービスを開発したから」という言い分もあるかと思うが、そんなこと言ったらDeNAやらサイバーエージェントもベンチャーになってしまうし、規模の大小違いはあれどどこの会社でも日々「サービス」を開発している。「ベンチャー」という表現がIT系に多く見られるのも不自然だ。
なお、最近流行しているかどうかは知らないが「グルーポン系」のビジネス。ある種のネズミ講みたいなビジネスモデルだけど、結局あっという間にパクられたじゃん。独占性のあるビジネスモデルではない。新しいけどパクり易いというのはやはり違うと思う。
ただ、グルーポン社は「ぐるなび」やら「ホットペッパー」のマーケットを食ったという点、圧倒的なスピードで攻めまくった、というこの二点を指して「ベンチャー企業」と言っても違和感は薄い印象(※ビジネスモデル自体は不健全だと思っている。残念なことに消費者がバカであり続ける限り存続する)。
また、ベンチャーっぽいんだけど可哀想なのはミドルウェアを開発している会社。こういう会社は技術としては革新的だし独自性もある。悪くないんだけどミドルウェアという性質上、ハードウェアが変わるたびに新技術を開発し続けないとならんので収益性が横ばいになるパターン。当然日常的に研究開発しているし、技術力もあるのだが、いかんせん市場の変化が速すぎて規模の拡大がしづらい感じの会社。具体例で言うとエイチアイというジャスダック上場会社がある。ここは携帯電話向けの3Dエンジンの開発が主力事業だが、過去5年の売り上げ推移を見るとブレイクしている感じはない。株価も市場が期待している雰囲気でもない。
今後はスマホが主流になるだろうから、ガラケーの3D描画のミドルウェアに価値があるかという議論もあろうが、所詮既存の技術の上に作られる物なので「開発力(開発者のマインド)」がキモになる。そういう意味では経営的には自社のポテンシャルやニーズが見えているだけに先々が見えるがブレイクする感じではない(今のところ)。おそらくエイチアイに関して言えば、上場してからの時間経過が長いのですでにベンチャーという感じではないのだが、世間の「(IT)ベンチャーのイメージ」に近い会社のように思う。
いずれにせよベンチャーと自称するならベンチャーたる定義なり根拠を明示する必要がある。そこをやらずして「弊社はベンチャーです♪」と言っても通用しない。
それで世間が曖昧なのであれば私の勝手な定義を言ってしまっても問題ないだろうということで、以前から一つだけ「一応そういうことにしてしまおう」という定義がある。それは岩瀬大介さんの著書「132億円集めたビジネスプラン」の中で;
・市場が大きいこと
・市場に大きな非効率が存在すること
・技術のブレークスルー、規制緩和などの環境変化があること
と書かれており(当然岩瀬さんはこの通りのビジネスをやっている)、事業内容がこの中の2つに該当するとベンチャーと言っても説得力があるのではないか、ということ。
普通の「起業」と「ベンチャー」の線引きにも使える。恐らく最近起業する人たちというのは「市場が大きい」という理由だけで起業していたり、3つのうちどれか1つなのでそういう場合は「ベンチャーではない」ということになる。
また、私の友人たちの会社で「元ベンチャーで現在は優良企業」みたいな会社ってアナログ的な売り方のものをネットで売るというまさに「市場の非効率」と「技術のブレークスルー」で勝ち残っている会社があり、そうした事例を踏まえてもしっくり来る。
とにかく上記3つの中の2つ該当すれば良い。振り返ればここ15年くらいの間で成功している会社というのはこのどれか「2つ」に当てはまるパターンが多いように思う。
今、もし私がVCで投資判断するとしたら前述した基準で考える。この基準であれば調査すべきポイントも絞れるので市場動向、競合分析もしやすい。おそらく今後も文脈に依って意味が変わる言葉だと思うのだけど、どうも「ベンチャー」という言葉には免罪符的なニュアンスを含んでいるのが気にくわないのよね。
それにしても岩瀬さんという人は(人柄はどうあれ)すごく頭のいい人なんだなー、と常々思う。彼の文章は難しいことでも分かりやすく、シンプルにまとめてある。頭が良いと言うことはこういうことなんだな。
しかし!一つ残念なのは彼の写真を見る度に「杉村太蔵」を思い出してしまう・・・。


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Way to go Captain Squid!
Just finished prettying up my toes with AZTEC ORANGE and legs with Sublime Bronze. Appreciate the emotion of absolutely free toes and interesting legs during the summer!