実況:スピードライトの活用(初級編)

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さて、私が最近「撮り方変えている」というのは実はスピードライト(フラッシュ)を使った撮り方なのである。それで徐々にワークフローができつつあるのでチラッとそんな話を。

それで本日は「どう撮るか?」を「実況風」に書いてみる。その「初級編」である。

使ったストロボはこれ;

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恐らく見たこと無いと思いますが、「YONGNUO YN-560」である。これ日本国内で正規品は流通していない。現在、長期テストをしている関係でこれ使いました。

このストロボは見た感じ某C社の上位機種と似ているんですが、中身は全然違います。赤外線シンクロもできないし、スレーブもメインストロボの発光よりも遅く発光してしまうという「役立たず」である。ただ、長所は「光量の調整」ができる点と照射角度を変えられるのである。ラジオスレーブでシンクロさせればかなり使える。またGN56で光量も大きい。

特に光量と照射角度の調整のしやすさは愛用している某C社の「430EXⅡ」より断然「上」である。

さて、まずは背景の露出を決めたい。撮影モードは「マニュアル」である。まずはISO400、F4.0、1/100(スタート地点)で撮るところから始める。この「スタート地点」に関して最初の設定数値に厳密な決まりはない。

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オートとかプログラムモードで撮ればもうちょっとマシに写るかもしれない。ただ、その場合測光方法がカメラ内蔵の機能に依存するので撮影意図が反映されない可能性もある。なので「マニュアル」なのだ。

とりあえず何も写っていない。そこでISO感度とシャッタースピードを;

ISO1600、F4.0、1/60に変更して撮ることにした。それが;

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左上の街灯の部分がちょっと明るくなった程度・・・・。ISOで2段、シャッタースピードで2/3段変えている。

次はISO3200まであげてみる。

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街灯の回りが少しだけ明るくなり、空の色が出てきた。でも、まだまだアンダーだ。そして「空」の色をもっと出したい。さて、どうするか?とりあえずシャッタースピードを1/30にしてみる。

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やっと地面が見えてきた。そして空のグラデーションが写っている。かなりイメージに近づいている。ここで一発ストロボを発光してみると(※ストロボは向かって右側に設置している);

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手前と背景のバランスがまずまず取れてきた。でも、まだちょっと暗い気もする。そこでシャッタースピードを1/15にして再度撮ってみる。

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かなり良くなった。空のグラデーションがちゃんと表現されている。とりあえず画面全体の露出はこれで決定する。あとは被写体の露出を決めるだけだ。これはストロボの光量で決めることにする。それで試し撮り;

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ちょっと暗い・・・。ストロボの出力を上げる。

ちなみに私の場合はストロボの光量は1/4か1/8から始めている。GN56のストロボなのでGN14とかGN7くらいである。なぜかというといきなり1/1(フルパワー)で撮ると微調整がしづらいという点、リサイクルタイムに時間がかかる点、バッテリー寿命などいくつか理由がある(※この辺は好みの問題だけどね)。なお今日の作例ではストロボにアンブレラもディフューザーも付けていない。

そしてストロボの出力を上げたのが;

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・・・、ちょっと上げすぎたな。ということで再度微調整。

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まぁ、こんなところだろうな、ということでこれで決定。最終的には;

ISO3200、F4.0、1/15 ストロボ出力1/8

で落ち着いた、わけだ。

重要なことはあくまで「撮影結果のイメージ」を持つこと。これが無いとマニュアルで撮る意味がない。そしてそれぞれの設定項目が何にどう影響するかを考えながら設定を変えること。ISO感度を3200まで上げたのは背景の空の色を出したかったから、そしてシャッタースピードを犠牲にしたくなかったから。特に人物撮影では「被写体が動く」のでシャッタースピードで明るさを稼ぐという方法には限界がある。今回はメインとなる人物の占める割合が小さいので1/15というシャッタースピードを使っているが、もっと被写体に寄っている撮影意図の場合ブレると思う。

なお、他にもっと簡単な方法がある。今回の作例を作ったあとになっていくつかやり方が思いついた。この辺は慣れと反復練習しかない。

ただ、撮り方のバリエーション、どういうプロセスで撮るか、フラッシュを使ってどう撮るか?という参考になればいいな、と。

さて、ちなみに本日の最初の一枚は「フラッシュ無し」の状態で撮った写真だったのです。

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これでフラッシュにアンブレラやディフューザーなどを付けて撮ると全体の印象が変わるわけです。

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