コンビネーションシンキング

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写真を撮るときに使う設定項目は四つ。

・シャッタースピード

・ISO感度

・絞り値

・ストロボの出力

この四つの組み合わせで決まる。

ただし、それぞれの設定項目にはそれぞれ長所と短所がある。

シャッタースピードは「手ぶれ」に影響する。速くすれば手ぶれは抑えられるがその分露出が下がる。

ISO感度は感度を上げるとセンシティブになるがノイズが出てくる。

絞り値は絞ることでクッキリとした写真(被写界深度の深い写真)が撮れるが露出が下がる。

ストロボの出力を上げることで前述した設定項目を補えるがそうすると電池寿命とリサイクルタイムが気になる。

まぁ、それぞれはそれぞれに一長一短あるわけだ。

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それでこの数値を使った参考問題を一つ。次の二つの設定を比較してもらいたい。

--(設定1)---

シャッタースピード:1/250

ISO:400

絞り:F8

ストロボ:1/4

--(設定2)---

シャッタースピード:1/60

ISO:100

絞り:F4

ストロボ:1/4

さて、如何だろうか・・・、いや普通は分からんよ。

結論を言うとですね、この二つの設定で最終的に得られる露出は「同じ」なのです。

やり方というか目的が違うだけ。設定1を基準に考えると設定2はシャッタースピードを犠牲にしてノイズを減らし、かつ多少シャープさはなくなるかも知れないけどちょっとくらいなら仕方ない、という設定といったところ(※そもそも答えはないってことをお忘れ無く!)

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さて、前置きが長くなりました。何が言いたいかというと、絶対的な答えなんて無いんです。ただ、そこにあるのはいくつかの選択肢とその組み合わせ、ってこと。

要するに物事に「唯一絶対の答え」を求めるよりも「同様の結果が得られる方法」を考えた方がこれからの時代は有利だ。人(というか表現に語弊があるかも知れないがあえて「日本人」と言おう)はどうも唯一絶対の答えや方法を求めたがる。方法に拘る割には結果を意識しない。

また、「専門分野」という部分に拘るのもよくない。必要なのは「ソリューション」であって「専門」ではない。

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最近ではいわゆる「士業」の人たちが食えないという話をよく聞く。それはまさに前述したことの証拠だと思う。一昔前まで専門家の領域とされていた知識は「ググる」ということで専門分野とは関係ない人にとっても身近なものになった。東日本大震災以降、日本人の放射線リテラシーの高まりを考えると容易に理解できる(※主婦がガイガーカウンター持ち歩くんだぜ)。

端的に言ってしまえばググっても出てこないものは「それしかできないバカ」に聞いても遅くない。もしくはググって出てこないならそこには「ビジネスチャンス」があるのだからそれしかできないバカをそそのかして金儲けするのも良いだろう。だって、それしかできないバカにビジネスなんてできないんだから。

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もうすでに「○○が専門で」というフレーズはあくまで個人の「タグ付け」として相手に認知されやすくする機能はあるが、一歩間違うと「ただのバカ」ということ。あくまで「役割分担」としての専門なのかそれしかできないのかの判断は難しいのだが、でもそういうことだ。そういう人というのはあくまで「道具としての利用価値」を使う側が見いだせなくなった瞬間に終わるわけ。

まぁ、人はその人についている「タグ」によって認知されるのでこればかりは仕方ないんだけども、ただし、その「タグ以外の部分」を臭わせておかないとあらゆる可能性を逃すよ。「専門分野」ではなくとも「得意分野」でも良い。もっと言ってしまえば「興味の主体」と言った抽象的なものでも良いと思う(※この辺の話はまた機会を改めて)。

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さて、重要なのはあくまで求める結果に対して「何と何をどういうバランスで組み合わせるか」ってこと。そして結果が自分のイメージと異なっていたり、完全に失敗のケースも出てくるがこればかりは仕方ない。

ただ、こうしたトライアンドエラーを繰り返すことでコンビネーションシンキングの精度は高まるのだよ。

(参考)

答えの無い世界に生きるコツ(草案)

「適正××」とは何か?

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