
先週は天候もさることながら、撮る機会が無かった。
何かしら撮らないと不安になるのだが、こればかりはタイミングと自分のバイオリズムとの相性というか、それこそタイミングなので難しい。今週はちょっと気合いを入れて撮りたいところだ。
さて、たまには私が他人の写真のどこを見ているか、という話について。
基本的に他人の写真はさほど見ない。というか見ても「一瞬」しか見ていないことがほとんど。なぜかというと「ああ、自分でも撮れる」と思ってしまうのが主たる理由で、なおかつこれだけ自分で撮って他人の写真見てるわけで(見てない、と言っても普通の人の数万倍は見てますよ)そりゃ瞬間的に分かります。
それでも時折「!?」という写真もある。
この「!?」という感覚はどういう場合に生まれるかというと「ライティングが(技術的に)上手い」とき。
すなわち私が瞬時に分からないような絶妙なライティングの場合、である。
写真というのはカメラに光を取り込むことで写るんだが、自然光ではなく人工的に光源を作って撮るという方法もある。すなわちストロボやタングステンライトと言われるような光源を使って撮る技法だ。
実はこのライティングが写真のすべてと言って過言ではない。
それで一番参考にしているのは「雑誌の表紙」である。雑誌の表紙というのはライティングを学ぶ上で極めて有効だ。なんせその雑誌のイメージやコンセプトなどを露骨に表現しているし、雑誌の表紙というのは「金になる」からだ。
なので私は時折書店に行っては雑誌の表紙を眺めている。特に女性誌はよく見ている。残念ながら雑誌のタイトルなんて全然頭に入らないのだが、撮り方はかなりきっちり見ている。雑誌の表紙というのは写真もさることながら大きさや、デザインなんかが販売数の鍵となるのでその時々の最先端が分かる。それで見ていると;
えー、こんな白飛びアリ?、とか、
この雑誌はけっこうキツイ影を付けるんだな、とか
これは絞りが○○くらいかな?、とか
そんな感じ。ライティングオタクでも目指しているのか?というくらい見ている。また、私の場合は独学なのでとにかくテレビで写真撮影しているシーンはビデオに撮って繰り返し見てたりもする。「情熱大陸」という番組なんてそういう意味では格好の教材である。
あの番組を見ていると時々「写真撮影のシーン」があると思うが、恐らく皆さんはそこをサラーっと見ていると思うけど私はそこで撮っているカメラマンのライティングを見ている。「ああ、2灯ね。」とか「こういうときってバウンスで良いんだー」みたいな。
恐らくこんな見方している奴はいないと思うが私はそうだ。

ただただ、ライティングしか見ていない。
そしてライティングのことだけしか考えていないのである。

