「プロ」と自分で言う奴にプロはいない。

ちょっとバタバタするとすぐブログの更新が怠りますねぇ。

個人的にはブログを書くということは立派な営業活動だと思っているのでないがしろにしている訳ではないのですよ。むしろ注力したいのですがそれ以上に(儲かってもいないのに)やることが多いのです。

さて、そんな話はさておき、本日はちょっと個人的にけっこう「イラッ!」と来るフレーズの「プロ×××」について。

私はこの「プロ×××」というフレーズが大嫌いです。

このフレーズを付けている商品、書籍、雑誌は買わないことにしている。

特に「写真」と「料理」にこのフレーズが多い。

恐らく(というか間違いなく)、アホな編集者がネーミング決めるときにバカの一つ覚えで「『プロ×××』は鉄板なんすよ♪」みたいなノリで決めている光景が思い浮かぶ。

そしてそれを見て買う消費者もたいした内容じゃないのに買ってしまう消費者が多いんだろうと思います

確かに伝える側というか商品やサービスを提供する側にとって伝えやすく都合の良いフレーズだと思います。私も便宜上使うことがありますが、それでもやはり違和感があるので途中で使うの止めたりします。

それに実際のところ今の時代はプロとアマチュアの境界線がほんとーーーに曖昧なんです。

写真はカメラ任せでそこそこに綺麗な写真(「良い写真」と「綺麗な写真」は違いますよ)が撮れますし、料理に至っては冷凍食品ですら旨い時代です。変なレストラン行くくらいなら家で冷凍食品をチンしたほうが旨いものもザラにある。

そういう時代になぜ「プロ」を強調するのかが謎。「個人名」を強調するならまだタレント要素があって理解できますが、「プロ」強調されてもそれが誰だか知らないことのほうが多い。

また、よくあるフレーズで「世界的に有名な×××」とか「○○○賞受賞」というフレーズもありますがこれまた同様で、世界的に有名というのはどこの世界をさして言っているのか、どれくらいの人が知っているかなんていい加減なものです。受賞歴に関してもそれはそれでおめでたいのですが実のところその賞がどういうものなのか知らない場合のほうが圧倒的に多い。

すなわち知らないのだから本質的にはそいつがプロだろうが何だろうが関係無いわけです。自分で見て、調べて判断するしかない。

一方、私が知る限り「この人はプロだな」と思う人に限って絶対自ら「プロ×××」とは言わないことに気づいたわけ。便宜上、言葉や文章の中で「プロ」という言葉を使っても、自分のブログのタイトルや、そういうタイトルが付くような製品や書籍には出ていないのです。

むしろ、自分の名前で出してます。

これは写真に限らず、あらゆるジャンルにおいても共通していると思います。

その理由は単純で、本人が言わなくても周囲が「この人はプロ×××」と認めているからに過ぎない。

だから自ら「プロ×××」と言う必要は無いのです。

なので自分のブログとか、商品タイトルに「プロ×××」と書いているのを見ると;

ああ、三流以下の奴(もしくはその程度の奴らが作ったもの)なんだな、

と思ってしまうわけです。

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