プールの活用

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痩せるのに「水泳が良い」とよく聞くと思う。

医師で極度の肥満の人には水泳を勧めることが多い。これは陸上の有酸素運動(ジョギングやウオーキング)だと膝を痛める可能性があるからである。

この考え方は間違っていないし、医師の指導として「無難な指導」だと思う。

私も水泳はトレーニングメニューの中に組み込んでいる。

ただ、実際の現場(プール)ではいささか誤解している人たちを見かけるのである。すなわち、水泳と水中ウオーキングをごっちゃにしている人を見かけるのだ。

「水中ウオーキング」を否定はしない。中にはリハビリ目的の人もいるのでその効用は理解している。ただし、ダイエット目的となると話は別だ。よく見る光景として多いのが;

ただプカプカしているだけの人たち

である。意図的にそうしているのかも知れないが、喋りながらこれをやられると他の人の邪魔でしかない。また、運動強度としては全く何の役にも立たないのである。以前ウォーキングについて書いたがウォーキングよりもさらに効果が無い。

「泳げないから仕方ない」ということもあるだろうが、アクアビクスをするなり、同じ歩くにしても水中で息切れするほど全力で歩かない限り効果はない。プカプカしてても痩せない。

また、中途半端にプールを利用するくらいならエアロバイクが断然お勧め。全身運動としての強度は低くなるが、やった分だけカロリーは消費できる。膝への負担も最小限。私も先日のダイエットの時にはもっぱらエアロバイクを使った。プールで「やった気」になるよりも、ちゃんと運動として「きっちりやった感」を感じた方が良い。

「本気で痩せよう」と思っているならばこうした点に注意すべき。水泳はかなりお勧めの運動ではあるが、それはあくまで「泳ぐこと」が前提で「歩くこと」ではない。

ただ、間違いないのは「水泳」をトレーニングメニューの一つとして活用できると運動の幅やトレーニング時間の使い方のバリエーションが一気に増える。比較的短時間でもこなせるので継続するモチベーションにも繋がる。

通っているスポーツクラブにプールがあるならば積極的に活用すべきだし、月会費の中に「プールの使用料」も含まれている。

だったら使わない手はないのだよ。

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