ダイエットするのには金がかかるのか？

そもそも食うから太るのであって痩せたければ食わなければ良いだけのこと。

そんなことは小学生でも分かる。

要するに「食わなければ良い＝金かからない」のである。

しかし、「食べない」ということはお金かからないはずなんだがどういうわけか「ダイエット食品」というのはけっこう売れているようだ。有名なところでは「マイクロダイエット」かな。これは歴史も長く、長く続いているということは効果があるんでしょう。でも、高いのですよこれが。

4週間分で70,000円（定価ベース）ほどします。14食入りが4箱でのお値段ですが、一食あたり1,000円以上する計算です（実際にはキャンペーンなどでもう少し安かったり、一箱おまけ付いていたりしますが。そもそも「おまけでもう一箱」という時点で原価の低さを物語るが・・・）。

個人的にはマイクロダイエットの善し悪しを論じるつもりはありませんよ。正直なところ高くても効果があれば利用者はOKなんです。例えが悪いですが悪徳商法も買った人が「幸せ」だと思うから成立しているんです（マイクロダイエットに対して一切悪意ありませんよ、念のため）。

それで費用だけみると一食あたり千円払うなら、「食わない」という究極のダイエットでもいいんじゃないか？、と思ってしまう（※人間って水があれば食わなくてもけっこう生きられますよ）。また、マイクロダイエットの方法って一日一食、もしくは二食をマイクロダイエットに換えることで一日の摂取カロリーを押さえるというもの。ただ、栄養成分が豊富かつ低カロリーということは（炭水化物と脂質を入れてないから当たり前なんですが）一食を「サプリメントだけに換える」ことでも同じ効果が期待できます。千円分のサプリメント飲んだら腹パンパンになります。

っていうかどの「ダイエット食品」も「一食なり二食」をそこの製品に換えるだけなのです。共通点は「低カロリーで満腹感が得られる」というだけです。端的には炭水化物をこんにゃくに換えているだけです。

だったら自分でこんにゃく食えよ、という話。

でも、これが売れるんだよなぁ。世間ってそんなに無知なの？

本当に不景気なの？

不景気ならみんな痩せてしかるべきだろ？違うか？

いささか話が逸れた。

要するにお金をかけるのも、安くやるのも個人の自由なわけですが、「高い＝効果がある」というのは全くの誤解でして、お金かけなくても痩せることは十分できるということです。

逆に多いのが「買って安心してしまう人々」です。

ダイエットビジネスの「旨味」はこの辺にあるわけですがこういうのを買う人たちは；

・成功したら自慢する

・失敗したら黙っている

ということです。なので「良い評判」しか出ないのです。しかも中毒性があるので一度失敗した人も「再挑戦という言い訳」で買うのです。

また、売る方も高くないとなりません。あくまで「成功してもらう前提」なので安売りしてはいけません。高い値段で買って貰って利用者に「プレッシャーを与える必要」があります。基本的に悪い噂は出回らないビジネスモデルですので成功者が増えるほど会社にとってはプラスにしかなりません。 

なのでバリュードライバーは「マーケティングのみ」だったりします。

ただ、くどいようですがお金をかければ痩せられるということはなく、お金使わなくても痩せることは可能です。あくまで自分の目標や目的を明確にし、きちんとスケジュールを決めれば良いだけの話。

そんなに難しいことではない。

No related posts.